しかし、このカウントは絶対にこの球種というのはありません。

ですが、3-0.3-1ではストレートの確率が高いのは事実です。

逆を言うとバッテリーは、ストレート以外を投げることができれば打ち取れたり、ストライクを取れる確率は高いです。

しかし、プロ野球のピッチャーであっても3-0.3-1のカウントからストレート以外を投げれるピッチャーやバッテリーは多くありません。

このカウントでストレート以外を投げれるピッチャーは良いピッチャーと言っても言い過ぎではないでしょう。

その中でも明らかに3-0.3-1から打ってこないバッターにストレート以外を投げる必要はありません。

絶対に打ってこないとわかれば、ど真ん中にストレートを投げた方が良いです。

まあ、絶対に打ってこないとわかることは不可能に近いですが。

相手の『待て』のサインがわかればできます。

このようにバッテリー側からもバッター側からもカウントは大切です。

来ないボールを待っても打ちにくくなるだけですし、バッターが待っているボールを投げると打たれる確率は高くなってしまいます。

カウント以外にも考えなくてはいけないことはたくさんありますが、このようなことを考えて打席に立ったり、ピッチャーは投げる球種やコースを決めるとまた違う野球の楽しさが発見できたり、力の入れ方が変わったりしてきます。

体だけでなく頭も使うと野球の面白さや難しさがわかって野球がまた楽しくなるのではないでしょうか。