足の早い選手
足の早い選手は、たいへん貴重です。
足が早いからといって盗塁ができるとはかぎりませんし、足が早いからといって守備範囲が広いともかぎりません。
しかし、足が早いというのはたいへん有利です。
技術的なことをある程度まで向上することは時間をかけてやっていくとできることが多いですが、足を早くすることはなかなか難しいです。
だいたい高校生ぐらいまでは、体格であったり筋力などによって早くなっていきますが、それ以降はなかなか早くならないでしょう。
ちなみに私は怪我ばかりしていたので走ってばかりだったので少しずつ早くなってました。
盗塁はできませんでしたが・・・
その貴重な足の早い選手にゴロを打てという指導者は特に多いのではないでしょうか。
プロであっても例外ではありません。
足が早いからといって両打ちにしたり、左打ちにしたりする選手はプロアマ問わず多いです。
足が早くてもホームランが打てるのであればそういうバッターになっても良いのではないでしょうか。
世界の盗塁王、福本 豊氏は200本以上のホームランを打っておられます。
松井 稼頭央選手も200本以上のホームランを打っておられます。
もちろん、足が早いだけでも素晴らしい選手になる要素はありますが、それに加えて長打も打てる選手はたいへん貴重になりますし、超一流の選手になる可能性が高くなります。
足が早い選手は運動能力が高く、走る以外のこともできることが多いように思います。
足が早いからといってスケールが小さい選手に育てることはもったいないように私は思います。